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鳥たちの虹の橋 メモリアルノート

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【親記事】
ちこちゃんありがとう
コンタック : 2011/02/25(Fri) 12:29 No.1878

実家で飼っていたインコ

生後10ヶ月のセキセイインコのちこちゃんを2月22日の朝に
亡くして虹の橋へ渡ってしまいました。

うつ病で入院していた父が退院した時にインコを家族にすることで少しでも癒して欲しいと願って可愛がっていたのですが

昨年末から急に体調を崩して元気をなくしてしまったので
病院へ検査をしてもらい
お腹に沢山の菌がいることがわかり、お薬で治療をして菌はいなくなったものの まだ、元気が戻らなくて入院しました。
その後
自分で餌を食べられるまでになり、退院しました
2日目まではおしゃべりもまた再開して元気になってくれたと喜んだのもつかの間3日目にはまた、止まり木に乗らずかごのすみでじっとしている日が戻ってしまい
再入院してしまいました。

お腹に菌もいないので、何が原因かわからなくて
病院でも強制給餌と、自分がわずかに食べる餌で過ごしていたのですが 病院からこのまま面倒を最後まで見てあげることも可能ですが 飼い主さんが強制給餌が出来るのであれば
自宅へ連れて帰って診てあげても同じですが、どうします?
と言われたので、実家の父母は強制給餌にとても自信がなくて
私が看病を続ける事にしました。

そして、眼球が突出しているので内臓に問題があるのではなく
頭部内に腫瘍があるからとの見解でした。

人間のように医療技術が進歩していれば MRIやCTで腫瘍を見つけて手術で取り除く事ができれば長く生きられるかも知れなかったのですが インコが頭部に腫瘍が出来ると手術は難しく無理だったのです。
なので、病院でも治してあげることは不可能でも、激しい痛みを少しでも楽に出来たらと 抗腫瘍剤 てんかん発作に効果がある薬を処方してもらい 給仕の仕方も先生に指導を受けて
私の自宅へ連れて帰りました。

退院して数日後薬が効いたのか、入院中はしなかった羽をつくろったり、痛みが軽くなったのか入れられているかごから出たがるようになり、呼べばお返事をしてくれるまでになり
良かったね。まるで腫瘍が小さくなってきたみたい?
なんて、喜んでいたのも1週間ほどで また、元気がなくなり
眼球突出もさらに進んでしまいました。
行動も奇妙な体の動きの発作が始まって 投薬も全く効果が見られなくなりました。
痛いながらも時折ついばんでいた餌もとうとう食べられなくなってしまって 視力を失ってしまったのかも知れません。
焦点も合わなくなりました。

毎日が今日も生きているか?寝ても眠れない日々が続きました。また、病院へ相談へ行き お薬も変えて様子を見ましたが
1週間ごとに、発作も状態が大きくなって 常時自分の意思とは無関係にぐるぐると旋回し続ける発作に移行してしまったので体勢を整えては、のたうちまわっての繰り返し
それでは、体力も奪われてちこちゃんが休みたくても休めないのでタオルで体を包み固定させた状態で
まるで、
巻き寿司状態の子を見てて心苦しかったです。
こんなに苦しんだ状態でも 私が給餌しているから1日1日乗り越えて生きている状態でしたから
本当に私がしている行為はちこちゃんにとっていい方法なのか葛藤の毎日でした。
給仕をしなかったら、きっと翌日には虹の橋へ早くに行けて
楽なのでは…そう思いながら給仕していました。

退院させてから、1ヶ月以上もそうした日々が続いて毎日痛みと苦しみもがいてそれでも頑張っているちこちゃんを見ていて
私と主人子供たちも随分励ましあったと思います。
ちこちゃんから勇気ももらえました。

給仕は気道をふさがないか常に緊張しながらでした。
全身全霊ちこちゃんに出来る限り時間をついやしました。

心配している実家のほうには画像と動画を毎日送って状況を報告

22日朝8時過ぎ給仕を済ませて 母に電話報告と思い「無事食べて今は、」って言いながらタオルに巻かれたちこちゃんを見ると
発作で動きのある頭が止まっていて あわててタオルを外してあげたら 亡くなっていました。

さっきまで発作がありながらも動いていたのに
声も出さずに… 
ショックでした。
いつそうなっても覚悟はしていたはずでしたがとても悲しくなりました。

病院へ検査の予約をしていたのを取り消す電話となくなった報告をして 私自身の給仕で亡くなった可能性もありえるので
病理解剖が出来るかきいたら 出来ますと言われて
母には自宅へ来てもらい 亡骸となったちこちゃんと病院へ行って先生に託しました。
頭部なので、出来る限り難しいけど 悪い部分を取って元通りにする努力をして見ますと言われ
戻ってきたちこちゃんは先生が上手に縫合してくれてきれいでした。

私の気がかりの原因ですが、給仕は正しく出来ていたので窒息死ではありませんでした。
やはり、脳内の腫瘍の腫れによる血管破裂が死亡原因でした。
病気がにくくてたまりませんでした。
どうして、悪いこともしていない おしゃべりの上手でかわいらしい子が 治らない病気に犯されたのか本当に悔しいです。


かなり長い間計り知れない頭の痛みと全身の発作があったにも関わらず毎日耐えていたのかと思うと胸が苦しくて仕方がありません。

良く頑張ったとちこちゃんを褒めてあげました。
本当にお疲れ様 これで、私達家族とはお別れだけど
痛みのない楽で 仲間が沢山いる居心地のいい場所へ旅立ったんだね

心からありがとうの気持ちでいっぱいです。

あなたが亡くなった後に病理解剖を望んだ私たちを許してね
生きている時もいたい思いさせたのにごめんなさい。
先生もおっしゃっていたけど…あなたの最後の頑張りは
同じ病気で苦しんでいる子の役に立てる時が絶対くると思うよ。今は手術の不可能な事でも 獣医学が発達してくれるはずだから

ちこちゃんの死は決して無駄にはしないからね。
今私の元で元気にしているピッピとプップの事を見守っていてね。

みんなあなたの事すごく大好きだからね。
忘れないよ 感謝の気持ちでいっぱいです。



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ID:nTrEPKLeCA


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