鳥たちの虹の橋

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虹の橋とは

 この「虹の橋」は、 原作者不詳[Author Unknown]のまま、世界中の沢山の動物のサイトに伝わっている詩です。原文は英語ですが、古いインディアンの伝承にもとづいているものらしく、本国でも作者不明とされており、欧米のサイトを通じて広まっていったようです。
 詩の内容は愛する動物達と別れても、天国の手前に有ると言われる「虹の橋」で再会し、一緒に虹の橋を渡り共に天国に行くという内容となっております。
 そして、「虹の橋のたもと」では、愛された事無い動物達が、やはり愛を知らなかった人間と共に「虹の橋」を一緒に渡って行くと言うお話です。
 この「虹の橋」は、この詩に共感を持った世界中の動物を愛する多くの人々により、様々な国の言語に翻訳され、インターネットを通じて世界に伝えられております。

虹の橋

天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、元のからだを取り戻すのです。・・まるで過ぎた日の夢のように。

みんな幸せで満ち足りているけれど、ひとつだけ不満があるのです。それは自分にとっての特別な誰かさん、残してきてしまった誰かさんがここにいない寂しさのこと・・。

動物たちは、みんな一緒に走り回って遊んでいます。でも、ある日・・その中の1匹が突然立ち止まりw、遠くを見つめます。その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然その子はみんなから離れ、緑の草の上を走りはじめます。速く、それは速く、飛ぶように。あなたを見つけたのです。あなたとあなたの友は、再会の喜びに固く抱きあいます。そしてもう二度と離れたりはしないのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。そしてあなたは、信頼にあふれる友の瞳をもう一度のぞき込むのです。あなたの人生から長い間失われていたけれど、その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を。

それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。

作者不詳


Rainbow Bridge

Just this side of Heaven is a place called Rainbow Bridge.When an animal dies that has been especially close to someone here,that pet goes to Rainbow Bridge.There are meadows and hills for all of our special friends so they can run and play together.There is plenty of food, water and sunshine and our friends are warm and comfortable.

All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor;those who were hurt or maimed are made whole and strong again,just as we remember them in our dreams of days and times gone by.The animals are happy and content, except for one small thing:they each miss someone very special, someone who was left behind.

They all run and play together,but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance.His bright eyes are intent; his eager body begins to quiver.Suddenly, he breaks from the group, flying over the green grass, faster and faster.You have been spotted, and when you and your special friend finally meet,you cling together in joyous reunion, never to be parted again.The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head,and you look once more into those trusting eyes,so long gone from your life, but never absent from your heart.

Then you cross the Rainbow Bridge together...

*Author Unknown

虹の橋のたもと

けれど、動物たちの中には、様子の違う子もいます。打ちのめされ、飢え、苦しみ、誰にも愛されることのなかった子たちです。仲間たちが1匹また1匹と、それぞれの特別な誰かさんと再会し、橋を渡っていくのを、うらやましげに眺めているのです。この子たちには、特別な誰かさんなどいないのです。地上にある間、そんな人は現れなかったのです。

でもある日、彼らが遊んでいると、橋へと続く道の傍らに、誰かが立っているのに気づきます。その人は、そこに繰り広げられる再会を、うらやましげに眺めているのです。生きている間、彼は動物と暮したことがありませんでした。そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかったのです。

ぽつんとたたずむ彼に、愛されたことのない動物が近づいていきます。どうして彼はひとりぼっちなんだろうと、不思議に思って。

そうして、愛されたことのない者同士が近づくと、そこに奇跡が生まれるのです。そう、彼らは一緒になるべくして生まれたのでした。地上では巡りあうことができなかった、特別な誰かさんと、その愛する友として。

今ついに、この「虹の橋」のたもとで、ふたつの魂は出会い、苦痛も悲しみも消えて、友は一緒になるのです。

彼らは共に「虹の橋」を渡って行き、二度と別れることはないのです。

作者不詳


AT THE RAINBOW BRIDGE

There is a bridge connecting Heaven and Earth.It is called the Rainbow Bridge because of its many colors.Just this side of the Rainbow Bridge,there is a land of meadows, hills and valleys with lush green grass.When a beloved pet dies, the pet goes to this place.There is always food and water and warm Spring weather.Those old and frail animals are young again.Those who have been maimed are made whole again.They play all day with each other.

Some of them here by the Bridge are different.These pets were beaten, starved, tortured, and unloved.They watch wistfully as their friends leave one by one,to cross the bridge with their special person.For them there is no one, no special one.Their time on earth did not give them one.

But one day, as they run and play,they notice someone standing by the road to the bridge.This person wistfully watches the reunions of friends,for during life, this person had no pet.This person was beaten, starved, tortured, and unloved.

Standing there alone, one of the unloved pets approaches,curious as to why this one is alone.And as the unloved pet and the unloved person get nearer to each other,a miracle occurs,for these are the ones who were meant to be together,the special person and the beloved petwho never had the chance to meet while on Earth.Finally, now, at the edge of the Rainbow Bridge,their souls meet, the pain and the sorrow disappears,and two friends are together.

They cross the Rainbow Bridge together, never again to be separated.

--- Anonymous ---

虹の橋の和訳に付いて

 最後になってしまいましたが、これら2つの詩を和訳して下さったのは犬のサイトを運営されておられますいっけさんです。著作権はいっけさんにあります。以下にいっけさんのコメントを掲載致しますので、転載・転用される場合は下記に準じて下さい。

  •  この「虹の橋」は、原作者不詳のまま、たくさんの動物のサイトに伝わっている詩です。原文は英語で、それが世界中の共感を持った人たちによって様々な国語に翻訳され、ネットを通じて伝えられているのです(ですから日本語訳もいろいろ存在します)。
  •  この詩で、コンパニオンアニマルを失った苦しみが少しでも癒されたり、「死んだ子は虹の橋で待っててくれる。次の子と暮らすのは裏切りではない」「また別の子を幸せにしよう」というポジティヴな気持ちになれたら素晴らしいと思い、ページを作りました。
  •  「死んだ時つらいから、もう飼わない」とよく言います。でも、毎日毎日、なんの罪もないのにガス室や麻酔薬で殺されていく犬猫が無数にいます。ぜひ次にはそんな子を1匹でも幸せにしてあげてください。その子が幸せになった時、もっと幸せになっているのは、あなた自身だと思うのです。また、亡くなった子も、あなたがいつまでも苦しい思いの中にいたら、とても心配し、あなたがまた笑顔を見せれば、虹の橋で安心して遊んでいられると思うのです。
  •  このページを作ったのは、もちろん、私自身がとても救われたことがきっかけです。私を見つけ、目を輝かせて飛ぶように走ってくる今は亡き愛犬の姿を思い浮かべると、何度読んでも必ず涙が浮かんでしまいます。でも、あの子は虹の橋で待っていてくれると思うと、もう失ったあの日のようには、つらくありません。そして今一緒に暮らしている子と私はとても幸せです。(わずか3時間のうちに貰い手がつかなかったら殺処分されてしまう里親探し会でもらったテリアの雑種です。賢くて愛嬌があり聞き分けが良くて芸達者、知らない人からも可愛い可愛いと言ってもらえます。でも”不要犬”だったんです)
  •  原作では、幸せな飼い主と動物の再会を描いた「虹の橋」と、不幸だった人間と動物を描いた「虹の橋にて」の2編に分かれているものを、ここでは続ける形で掲載したことをお断りしておきます。転載の際、できれば2編一緒に載せていただけると嬉しいです。
  •  この訳をページごとリンクされること、またホームページや日記・ブログ・掲示板などへ転載されることは自由(というか、大歓迎!)ですが、素人のつたない翻訳ですので、誤訳があるかもしれないこと、また故意に意訳した部分もあることをご了承下さい。お気持ちありがとうございます。一人でも多くの方が慰められますように。転載の際、できれば「ここから持ってきました」とリンクも貼っていただけると嬉しいです。
  • ペット葬祭会社や動物病院で、悲しみの飼い主さんにこのコピーを渡している所があるとも聞きました。とても嬉しいです。そういう使用のし方も、どんどん広げて下さい。
  •  原文にはpetという語が何回が出てきますが、これは故意に「動物」「友」というような言葉に置き換えさせていただきました。これは、このような魂の結びつきのある関係に「ペット」という言葉は不適当な気がしたからです。原文が書かれた頃はそれでよかったのでしようが、現在ではペット−愛玩物−という言葉は世界的に敬遠されはじめ、コンパニオン・アニマルなどと呼ばれはじめていますので。もっとも「ペットロス」という言葉は逆に市民権を得てきていますが・・・。
  •  私に禁止する権利はありませんが、この詩を使って直接営利的なこと(例えば出版等でのお金儲け)をされるのは、多くの方への裏切りになると思いますので、ご遠慮いただければと思います。

あきののはらさんはコチラから

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