鳥たちの虹の橋

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こちらのサイトを運営しているのは浄土真宗本願寺派の寺院です。
職業がら、たくさんの人の死に直面し、命のあり方を考える機会が多くあります。
私も今までにたくさんの鳥を飼い、病気や事故、不注意によって死なせてしまったりした子がたくさん居ます。
今でも、10年以上も前に死なせてしまった、そんな鳥たちの事を思い出し、居たたまれなくなる事もしばしばです。
そのような経験をされた人は私以外にもたくさん居ると思うのですが、少しだけ仏教の世界を味わって頂くとどうかと思います。
少々堅苦しいお話になりますが…


 仏教には「六道輪廻」と云う考え方があります。私たちは今「人間」と云う境涯に命を頂き生活をしています。犬や猫、鳥たちは畜生道に命を頂いて一生を過ごしました。

 我が家の鳥も命を終えて、六道の世界の何処かへ生まれ変わっていきます。天人に生まれ変わったのか、餓鬼道に生まれ変わったのか、それはわかりません。
ただ一つ言える事は、お寺の中で阿弥陀様の光に照らされながら生活をしてきました。必ずいつか人間に生まれ変わって、阿弥陀様のご縁を頂くはずです。
そして、お浄土に還らせて頂く日が必ずやってきます。また遇える世界があると「阿弥陀経」に説かれています。お浄土で遇える事を楽しみにし、仏様と向き合わせて頂く生活を忘れないようにしていただきたいと思います。

六道輪廻は仏教の鉄則で、命を終えたペットがいきなりお浄土に生まれ変わる事はありません。しかし、六道を輪廻し、いつの日か必ずお浄土へと往生してゆくのです。
私たちの命も必ず尽きる日が訪れ、そしていつかお浄土へと往生して行く日がやって参ります。そこで、再びお別れした鳥たちと再会する事ができるのです。

大切にし、長い間一緒にいた鳥たちと別れるのは辛い事です。しかし、いつか必ずお浄土において再会させて頂けるという事を味わえば、多少なりとも気持ちが軽くなる事でしょう。

また、それと共に、自分たちの命のあり方も味わって下さい。ペットの命も、私たちの命も同じ運命なのです。この機会に、自分たちの命のあり方、心の拠り所、そしてこの命が尽きたその先に帰り着く場所を考えてみてはいかがでしょうか?


どうでしょうか?お味わい頂けましたでしょうか?
こちらのHPは決してお布施や信徒になる事を要求するものではありません。ただ、これをご縁に宗教に興味を持って頂き、何らかの信仰をして頂ければと願っております。
難しい事はありません。世の中には色々な宗派があります。その中であなたが一番良いと感じた宗教を信仰して頂ければそれで良い事です。

最後に一つだけ…
たくさんの金品を要求したり、信仰すればお金が儲かるとか、病気が治るといった類の宗教は偽者だと思いますが…

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